ベトナムの休日について【2024年】

ベトナムの休日について【2024年】

 

 

 

 

2024年の休日

 

1月1日(月):元旦

ベトナムでは、元旦より旧正月の方が重要な日とされています。そのため、年末年始では元日のみが祝日となっており、旧暦の正月(テト)が一般的な正月と認識されております。

 

2月8日(木)~2月14日(水):テト(旧正月)

ベトナムでもっとも長い祝日であり、2024年は2月8日(木)~2月14日(水)の7日間です。ベトナムでは旧正月のことを「テト」と呼び、街中がお祝いムードに包まれます。テト期間中は家族で過ごすベトナム人が多く、遠方に旅行する人、故郷に帰省する人が多いようです。タクシーなどの交通機関も通常より少なくなり、飲食店もお休みになる場合が多くなっております。

 

4月18日(木):フン国王の命日(2023年は4/29に振り替え)

ベトナムの伝説的な英雄であるハンフン王の死を記念する祝日です。ハンフン王とは、紀元前257年から紀元前207年までの期間、ベトナムの独立と民族アイデンティティを守るために中国と戦ったとされています。この祝日は、ベトナムの歴史と文化に対する敬意を表し、国家の独立と自由を祝います。

 

4月30日(火):南部ベトナム解放記念日

南部ベトナム解放記念日は、1975年4月30日にサイゴン(現ホーチミン市)が北ベトナム軍によって解放されたことを記念する祝日です。この日はベトナム戦争の終結と国の再統一を象徴する重要な日であり、国家の独立と平和への願いを表します。ベトナム全土で軍事パレードや文化イベントが開催され、戦争の犠牲者を追悼して平和への願いを新たにします。

 

5月1日(水):メーデー

毎年5月1日のメーデーは、ベトナムで国際労働者の日として祝われる祝日です。労働者の権利と貢献を称える日という意味合いが強く、労働運動の歴史を記念して労働条件の改善や労働者の権利の促進を目指すものです。労働者向けのイベントやデモ、祝賀活動が行われ、労働者の統一と連帯を促進する機会となっています。

 

9月2日(月)~3日(火):建国記念日

毎年9月2日はベトナムの建国記念日(国慶節)です。1945年に当時のホーチミンが独立宣言を発表した記念に制定されました。東南アジア初の社会主義国の誕生のきっかけです。一年の最後の祝日になりますので、都市部では花火が上がります。2024年は振替休日を合わせて、9月2日~3日までの2連休になっています。

 

<よくあるご質問>

◆2024年ベトナムで長期連休はありますか?

ベトナムでは、特定の祝日に長期連休があります。とくにテト(旧正月)の期間は7日間の公式休暇が設けられて、週末が組み合わされること、前後に有休を取得するなどで長期連休になります。

◆2024年ベトナムの祝日は何日ありますか?

2024年の祝日は合計で13日です。日本と比較すると、かなり少なくなっております。

◆ベトナムの祝日はなぜ少ないのですか?

ベトナムは発展途上国であり、経済成長を優先するために多くの労働日を確保することが求められています。休日よりも労働収入の価値が重視される傾向があり、有給は年に12日取得できるようになっております。

◆ベトナムの祝日は製造業は休みになるのですか?

24時間稼働の製造業では祝日でも開いている場合があります。完全週休二日制、隔週での週休二日制など、ローカルスタッフ、労働組合、親会社などとの調整でそれぞれの企業様ごとにカレンダーを作成されております。

 

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