ベトナムでは労働市場が活発で、若手〜中堅人材の転職意欲が高いことが特徴です。特に外資系企業同士の人材獲得競争は激しく、日系企業にとって「優秀な人材の定着」は重要な経営課題となっています。
今回は、 ベトナム人が「転職を検討するタイミング」を解説します。
ベトナムで働く社員が「転職を考え始める瞬間」には共通点があります。
これを理解しておくと、企業は離職リスクを事前に察知し、適切に対応することができます。
Tetボーナスを受け取ったあとに動くのが一般的
Tet後1〜2か月は求人応募が急増
企業側はこの時期のケアが非常に重要
理由:
新年=人生の区切りという考えが強く、「新しい仕事を始めたい」という心理が働く。
昇給率が期待以下
昇格が見送られる
周囲と比べて自分の評価が低いと感じる
こうした要因があると「今年は別の会社を探そう」と考え始めます。
ヘッドハンターやLinkedInのスカウトが非常に活発で、
給与が10〜30%上がるオファーが来た時点で一気に転職モードになります。
特にIT・会計・営業は引き抜きが多い。
学べるスキルがない
役職のチャンスがない
上司との関係が改善しない
このようなとき、成長意欲の高い若手ほど転職を検討します。
仕事量減少
給与遅延の予兆
部署統廃合の噂
売上の急減
ベトナム人は「安定性を重視する」ため、将来性に不安があると素早く転職先を探し始めます。
これらのタイミングに日々の細かな不満(業務のやりがいを感じない、駐輪場が不便、お昼ごはんが少ない、美味しくないなど)が合わさると、転職を検討し始める傾向があります。
次回は離職率を下げる施策として、具体的な例をご案内していきます。
IDIではベトナムでのビジネス展開に精通した経験豊富な日本人と、日本語が話せるベトナム人スタッフがお客様へ対応いたします。各種サービスについても適切なコンサルタントをご紹介もさせていただきますので、ベトナムで工場をレンタルもしくは建設をお考えの際にはお気軽にご相談ください。