年初から鉄鋼価格が5割上昇、企業が赤字転換を懸念

年初から鉄鋼価格が5割上昇、企業が赤字転換を懸念

国内の鉄鋼価格が年初から+40~50%上昇していることで、鉄鋼を原材料とする建設業者や各メーカーが苦境に立たされており、赤字転落を懸念している。

今年に入って以降、鉄鋼価格は上昇傾向にあったが、特に4月初めから高騰しており、同月初旬に値上げを6回実施した企業もある。圧延鋼材1t当たりの販売価格(付加価値税(VAT)や工事への運送費含まず)は4月初めから+100万VND(約4700円)、棒鋼は同+150万~200万VND(約7100~9500円)上昇している。

価格上昇継続への懸念から、企業各社は鉄鋼を買い入れて在庫にする方針を示しているが、供給不足で調達も難しい状況にある。

価格上昇の理由について、国内の鉄鋼メーカーはビレット(鋼片)やスクラップ鉄鋼、製鋼原料の価格が世界的に高騰しているためと指摘している。鉄鉱石1t当たりの価格は昨年末比+55%上昇、前年同期比で2倍の170USD(約1万8500円)で、熱延鋼板は前年同期比+44%上昇の660USD(約7万2000円)となっている。

タグ: